境界線のあいだ [浮遊詩]
境界線のあいだ
しょぼ降る雨の日
目の前を黒猫が歩いていた
振り向き振り向き
ついて来いとでもいう仕草
町を歩き住宅街を歩き
路地裏のさらに
狭い細い猫道に来た
ここを通れと?
傘をたたんでも入れやしない
ふいに
猫になった自分の姿が
垣根を跳び越え
ひらりと消えた
あの境界線を通ったなら
本物の猫になってしまうだろう
細かい雨が霧状になり
まわりがさらさら消えていく
猫になる道もありかな
行ってしまった黒猫
白い霧状の
境界線の辺りを
じっと眺める
・・・にゃーん
しょぼ降る雨の日
目の前を黒猫が歩いていた
振り向き振り向き
ついて来いとでもいう仕草
町を歩き住宅街を歩き
路地裏のさらに
狭い細い猫道に来た
ここを通れと?
傘をたたんでも入れやしない
ふいに
猫になった自分の姿が
垣根を跳び越え
ひらりと消えた
あの境界線を通ったなら
本物の猫になってしまうだろう
細かい雨が霧状になり
まわりがさらさら消えていく
猫になる道もありかな
行ってしまった黒猫
白い霧状の
境界線の辺りを
じっと眺める
・・・にゃーん
猫になる道もありかも…♪
でも、それも大変かなぁ^^;
by オレンジポピー (2011-07-06 22:08)
オレンジポピーさま。猫の道も大変!
猫の背中に乗って散歩、はどうでしょう。
by 兎座 (2011-07-06 23:10)