あしたの妖精 [物語詩]
あしたの妖精
あしたになれば
かならず会えると信じて眠る
現れるのは
夜風に守られた
野原にすむ
野ネズミとモグラだ
ふたりはいつも
なにかひと口つまむものと
あたたかいお茶をのんでいる
透明なボクが現れても
驚くことなく
ーやぁ、ーお茶のむかい?
ボクはちょこんと空いたイスにすわり
注がれたお茶をおいしそうにのむ
ーこのあとのお話は
キミが考えるんだよ妖精クン
はっとして
目が覚めた!
向こうの世界では
ボクが妖精になっていた
透けて見えるのだもの
かれらにとっては当然か
ー背中の羽根を伸ばして
キミたちを抱えて森を飛ぶんだ
今度眠りに落ちたとき話そう
びっくりして大喜びするにちがいない
おはなしの妖精になって
あしたを創り出そう
眠りの中でなら
どんなことも自由に描ける
それをバネに
こっちの世界でも
※熱があるからか、珍しくメモなし液晶上で出てきた作品。想像力で読んで下さい。現実に疲れた時に飛ぶ話ですから。
兎座さま
こんにちは
夢の中のモグラくんと野ねずみくんは
バクさんよりも働き者かもしれない。
熱あるの?それは心配です。
くれぐれもご自愛くださいね。
by ゆきねこ (2010-11-14 09:11)
ありがとう。頭の中で大熊がどしどしするものだから、くらくら。土曜日たっぷり休養したので、大丈夫です。おかげで野ネズミとモグラに会えました。ともだちが、熱でても転んでもただでは起きないね。と言いました。
by 兎座 (2010-11-14 09:58)