願いごと [現代詩]
願いごと
団栗実る頃
どじょうの背に願いごとを乗せ
大和川へ流した
黄昏とともに放たれた願いは
どじょうに乗った小人が代わりを務める
叶うまで叶い終わるまで
川の旅は続く
ゆるやかな流れに変わったとき
願いは水に洗われ清められ
海に向かい雲になり
天空へと浮き上がる
薄荷水に似たスースーする風が吹き
忘れた頃にやってくる願いが
真っ白に凍結してゆっくりと溶け出し
いつの間にか降りている
願いは叶うためにある
真の湧き水の底から
清い聖水があふれている
※昨年、神社で願いどじょうに願を掛けました。今年は、届いているかな?
明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いします。
by 月夜 (2012-01-03 20:23)
願いは叶うためにあるのなら・・・そうであって欲しい。
by mokamoka (2012-01-03 20:55)
mokamoka さま。時間はかかっても、叶います!今年もよろしくお願いします。
by 兎座 (2012-01-03 22:35)
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
by アヨアン・イゴカー (2012-01-04 20:36)
月夜さま。今年もよろしくお願いします。
by 兎座 (2012-01-09 18:27)