寝返りの先 [浮遊詩]
寝返りの先
寝返りを打つと
冷気が毛布のなかにするり
猫のように入りこんできた
おかげで眠りは浅くなり
ひやっとした猫を
抱いている夢を見た
それでも
猫はトゥルル―トゥルル―
どこか果てしない異国の
民族音楽に聞こえる
夜のスキャットを歌ってくれ
ようやく深い眠りに就いた
目が覚めると猫はいなくて
民族衣装みたいな
パジャマを着ていた
※昨日は誕生日。きらきら楽しい贈り物たちが部屋に飾ってあります。みんなありがとう!
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おめでとうございます。
皆さんの温かい気持嬉しいですね^^
by mokamoka (2011-03-03 20:17)
鳴き声 トゥルルーは斬新だなあ
by kakasisannpo (2011-03-03 20:44)
わー!ありがとうございます。mokamoka さんの温かいコメントがとっても嬉しかったです。
by 兎座 (2011-03-03 21:17)
kakasisannpo さま。知っているようで不思議な眠い感じをあらわすとこうなりました。
by 兎座 (2011-03-03 21:24)