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せつない風が吹いている [現代詩]

雪だるまみたいなゆりかもめ.jpg
せつない風が吹いている

詩のなかに
せつない風が吹いている

ただ傷み続けるのでなく
そっと光りを置いてゆく
それが詩に残された道

路地裏の片隅に
風が
小さい竜巻を起こし
吹き荒れ消えた



※最近読んだ本:小さいおうち 中島京子 文藝春秋  最終章はからくり箱のよう。      ※2/19はワルトラワラの会に行って来ました。宮澤賢治のような純粋で知的な人々に囲まれ、なんだかじわっと泣けてきました。宇宙で浮いたような感覚。
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コメント 4

ゆー

風をうたった詩、大好きです。

「ただ傷み続けるのでなく
そっと光りを置いてゆく
それが詩に残された道」

ここ、すごくいいですね、
ぐぐっと来ました。(^-^)


by ゆー (2011-02-21 08:39) 

兎座

ゆーさま。ぐぐっときてもらえてうれしいです。
また、ひらめきを探しに、行って来ます。
by 兎座 (2011-02-21 18:32) 

ゆきねこ

兎座さま
先日はワルの集いにご参加ありがとうございました。
おいしいお菓子もごちそうさまでした♪
私のブログやっとこさ更新しました。
本当にのゆかいなひとときだったね。
今後ともよろしくお願いしまーす!
by ゆきねこ (2011-02-26 17:38) 

兎座

ゆきねこさま。今度は松田兄弟写真展、夢の競演でわいわい楽しみたいですね。近く開催されることを願って。
by 兎座 (2011-03-01 23:25) 

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