水色の日 [現代詩]
水色の日
ふと通りすぎた水色の傘
水色が光ってみえたのは
晴れた空を思い出させたから
小さな水色のできごとが
雨しずくのように
降ってきた
まがり角を曲がった辺りで
雨がやんでいったのも
折りたたんだ
傘物語のようだ
雨傘にしまわれた
水色の記憶
道端に転がして
明日天気になあれ
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＞折りたたんだ
傘物語
いい表現ですね。
by アヨアン・イゴカー (2010-04-29 00:22)
ありがとうございます。雨の日の物語も、沢山作りたいです。
by 兎座 (2010-04-29 14:59)