朝告げ鶏 [現代詩]
朝告げ鶏
金の鶏
銀の声
草はらをかけまわり
ようやくつかんだ
わずかな幸福は
するり声ごと転げ落ち
今も追い続けて
庭を走り回る
朝の雄叫びを
陽に向け
叫んでいると
それが彼の役目になり
白いふさふさの心
赤いひらひらの命
ありったけで
朝を告げる
金の鶏
銀の声
※5/5滝谷不動の滝のとこにいたとんぼ。手にとまるは、帽子にとまるは、やたら人慣れ?してたけど、君らは何とんぼ?
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