波打つ [現代詩]
波打つ
感情の波が大きすぎる
波をしずめるため
ファンタジーのねじを巻く
心身の柔らかい歯車がまわり
エネルギーがあふれてゆく
この世界があんまり美しくて
宙に浮く感覚はもはや別世界
天空へと波打つ
現に残した
悲しい出来事が
波の底へと沈み
波間に紛れ淡い泡となり
消えて海の藻屑になれば
穏やかな水平線
和やかな地平線
みなで
真っ直ぐ過せるのに
※最近読んだ本 : 歪笑小説 東野圭吾 集英社文庫 おっもしろかったぁ。巻末広告にまで、最後の答えがあり、おおっ。序ノ口で泣けました。 ※伊丹昆虫館へ行って来ました。ちょうちょが、そばまできてくれるので、撮影三昧!
ご訪問ありがとうございます。
私もまたお邪魔します。(*^_^*)
by こっちゃん (2012-04-29 14:38)