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波打つ [現代詩]

昆虫館.jpg
波打つ

感情の波が大きすぎる
波をしずめるため
ファンタジーのねじを巻く
心身の柔らかい歯車がまわり
エネルギーがあふれてゆく
この世界があんまり美しくて
宙に浮く感覚はもはや別世界
天空へと波打つ

現に残した
悲しい出来事が
波の底へと沈み
波間に紛れ淡い泡となり
消えて海の藻屑になれば
穏やかな水平線
和やかな地平線

みなで
真っ直ぐ過せるのに






※最近読んだ本 : 歪笑小説 東野圭吾 集英社文庫 おっもしろかったぁ。巻末広告にまで、最後の答えがあり、おおっ。序ノ口で泣けました。                            ※伊丹昆虫館へ行って来ました。ちょうちょが、そばまできてくれるので、撮影三昧!
nice!(37)  コメント(1) 
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コメント 1

こっちゃん

ご訪問ありがとうございます。
私もまたお邪魔します。(*^_^*)
by こっちゃん (2012-04-29 14:38) 

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