夏鳴き [現代詩]
夏鳴き
柿の木に
夏の盛りの
セミのにぎやか
羽音で呼び叫び
夏を背負う先に
来世の囁きが聴こえる
セミにしがみつかれた
木に実る
青い柿は赤い季節を
待ち焦がれる
猛暑をじっと耐えながら
秋へ心を熟しながら
※最近観た映画:オリヲン座からの招待状 原作よりも泣けたかも。夏の懐かしい切ない・・・。 ※最近行った美術館: 魔法のはさみ~今森光彦の切り紙美術館~ 画家のユニークさも、切り紙に表現されているようで楽しかった。
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