雲の話
どさり!
雲から落ちてきたのかと思った
おしりをさすりながら
イノシシのウリ坊が落ちてきた
キズだらけになって木に登り
雲の上に乗って浮かんでみたいと
水滴で出来た雲には乗れないと言っても
孫悟空は乗ったよと
觔斗雲は特別な雲で孫悟空は若く見えて
何百何千と生きてるよ
ひぇーとウリ坊は尊敬の目になった
それなら觔斗雲がもらえるね
そんなに生きて活躍してるなら
キミも木に登れてたいしたイノシシだよ
ウリ坊はたちまち赤くなって
くるん!と後ろにでんぐり返り
一瞬
宙返って空を飛んでいた
㊗毎日連続365日詩を書き続けました!大変でしたが、今後は質を深めたいと思います。辛抱強く読み続けて下さったみなさま、ありがとうございます。これからも、よろしくです。