2013年05月26日 - 現代詩 雨を眺める雨を眺めていたゆるやかな午後の透き間にいくつかの考えごとを浮かべて記憶のひとつにしおりをはさみふと雨を眺める家猫がじっと見上げる雨しんと静かな水色の時ふいに気紛れな雨だれが落ちはねた雫が輪をうたう耳を研ぎ澄まし詩の中に景色をとじ込める猫と詩の中の雨