2011年07月10日 - 現代詩 鳥瞰飛行ちぎった雲をくちばしにはさんで羽根を広げた鳥が宙を飛んでいる目で追いかけていると立ち昇る雲と一緒にふわっと空へ地球のまるいかたちが目に飛び込んできたみるみるうちに宇宙まで来てしまっていた青く美しい地球を眺めていると飽きることなく何年も経ちそうだ宇宙空間では年を取らないが地球に戻ると浦島美しい眺めを後にした昨日までの世界観がガラリと変わり宇宙飛行士のひとりが詩人になったように心は鳥になって飛びまわり今しっかりと大地の素晴らしさを踏みしめる