2010年10月26日 - 現代詩 鐘が鳴る早朝に目覚め教会の鐘が鳴ったいつもは聞こえない重厚な響き何事かとじっと耳をすますネコとバッ!と飛び立つ鳩の群れゴォーンゴォーンゴォーン鐘が鳴り響いた後ざわめく雑踏の石畳から靴音や挨拶や車音が鳴り渡る新しい日がはじまり朝の日射しと飛ぶ鳩をまぶしく眺める空気の清められた嵐の過ぎた朝は遠くの音が町までとどき耳から離れない贈り物になるおはよう胸が鳴り響いた