山の変化 [浮遊詩]
山の変化
雨がやんだ朝
黒い山が
白い雲を頭にのせて
しろくまのふりをしていた
巨大なしろくまは
ふわわんと
山から町へ
ひとやけものを見下ろし
いたずらっ子がいないか
見張っている
てらてらと陽が照り返し
しろくまの黒い山は見る間に
緑成す山腹に変化
ひとびとの住むすそ野が
まぶしい笑い顔にかがやく
しろくまは大きなあくびを
のびのび横たえると
ふわんと浮上し
青いケットにくるまれ
高く空へ眠りに行った
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のびのびと雄大な感じがとてもいいですね。
by ゆー (2010-10-27 07:41)
ウチは詩は書けませんから『羨ましい』デスゥ～('_')
by の (2010-10-27 16:17)
ゆーさま、有難う御座います。空を見上げてのびのびー。
by 兎座 (2010-10-28 19:18)
の さま。日記みたいなのを書いてるので、自由気ままなもんです。
by 兎座 (2010-10-28 19:20)