2010年04月16日 - 現代詩 穴世界は穴だらけ生きるには落とし穴だらけだ穴に落ちて這い上がるとき種を入れて埋めておく穴だらけの世界はだんだん野草で埋まり花を愛でるまなざしも輝くどうしても埋まらない穴には雨水が溜まり湖に生まれ変わるふし穴だった目も潤むブラックホールさえ埋める勢いで種を蒔く空いた穴が野に湖に埋まるまで