2010年10月03日 - 現代詩 木馬のゆれるなぜ落ち着くのか考えていると店のひとの声に安堵が漂っていたのだ雑音さえくるまれるそれは誰かに似た声でありどこかで会ったひとにも思え声が響き渡ると珈琲を前に安心して読書の中に没頭できた耳ばかり大きくならず控え目で流れの中にまぎれて声は彼方から聞こえる子供部屋に置かれた木馬のゆれるなつかしいに似て