妖精

透明な歌声を耳にすると
妖精がふわっと
音楽の中から生まれた感覚

無意識のうちに
妖精を見ている
開かれた扉
幼少期のしっぽを
まだ忘れずにいる

青い霧の向こう
透明のかなたに
夢見心地が浮かんでいる

音楽を通して
記憶が研ぎ澄まされてゆく







※大阪城の梅林へ、写真を撮りにいきました。人なつっこい猫ちゃんがいて、なでなでしてきました。