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月の列車 [物語詩]

海月の宇宙.jpg
月の列車

真っ暗な夜のなかに
遠く微かに夜行列車が
ガタンゴトンガタンゴトン

四角い窓明かりが連なって光り
ガタンゴトンガタンシュー
橋を渡り川を越え
真っ暗な坂道にさしかかると
銀河に向かうあの鉄道のようで
思わず宇宙の景色を連想
空想の列車を見上げた

すると
ぽっかり浮かんだ
まるい月が
鉄道列車に向かって
光る微笑を投げかけ
まるで終点はここです
と云っているよう

月の列車が路面につなぐ
夜と朝
月と太陽
光の真ん中で



※昨日は須磨海浜水族園へ。幼稚園の時以来!海月ちゃんたちがきれいでした。
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