小さい光雲 [浮遊詩]
小さい光雲
それは突然やって来た
不運がつながる日々
このままずっと不便な毎日が
続くかとうんざりしていた時
小さいかわいらしい幸運が舞い込んだ
それは小さいかわいらしい光雲が
手の中にすっぽりおさまった時から
小さい幸運のため息をほうっとつき
新鮮な光景を輝く瞳で送る
固いヨロイをぬぎ捨て
ようやっと抜け出す
光雲を連れて
風に導かれ歩く
今度は誰かに手渡したくて
※光雲どこかに落ちてないかなぁ。 ちょっとした不運で、行こうと思っていた場所をやめたら、電車の故障で大渋滞だったと。小さい不幸中の幸いでした。 ※最近読んだ本:遠い野ばらの村 安房直子 筑摩書房 遠い昔に読んでいた事を思い出した!今の方が、深さを感じます。
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