暖炉 [物語詩]
暖炉
オレンジと白のぶち
マーマレード猫
白犬さんにあいさつ
ニャー
白犬さんは
こっくりうなずくと
町の偵察に行った
最近見かける
ふてぶてしいドラドラ猫が
路地裏をかき回している
というウワサ
ところが
ドラドラ猫は
元気なこねこたちの
あばれんぼうぶりを
ケガしないかこまった顔で
ながめていただけ
こねこたちはあばれるだけ遊び
おなかがすくと
いちもくさんにおかあさんのもとへ
残ったのは
さんざんなありさまとドラドラ猫
白犬さんは気づいた
ドラドラ猫は
ふてぶてしいがあたたかい
どっしりかまえた暖炉
まわりで元気にあそぶこねこたちを
あたためながら見守っていたんだ
白犬さんはマーマレード猫といっしょに
ドラドラ猫に近づいていった
オレンジと白のぶち
マーマレード猫
白犬さんにあいさつ
ニャー
白犬さんは
こっくりうなずくと
町の偵察に行った
最近見かける
ふてぶてしいドラドラ猫が
路地裏をかき回している
というウワサ
ところが
ドラドラ猫は
元気なこねこたちの
あばれんぼうぶりを
ケガしないかこまった顔で
ながめていただけ
こねこたちはあばれるだけ遊び
おなかがすくと
いちもくさんにおかあさんのもとへ
残ったのは
さんざんなありさまとドラドラ猫
白犬さんは気づいた
ドラドラ猫は
ふてぶてしいがあたたかい
どっしりかまえた暖炉
まわりで元気にあそぶこねこたちを
あたためながら見守っていたんだ
白犬さんはマーマレード猫といっしょに
ドラドラ猫に近づいていった
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